アイリッシュ ハープ

2015年05月15日
今年は4月の終わりに家族全員がインフルエンザ(B型)に罹り悲惨な連休になってしまいましたが、おかげで以前録画していた「あなたを抱きしめる日まで」(英)をやっと観ることができました。

face01 映画のあらすじは

アイルランド出身の老婦人フィロミナには約50年前、まだ10代だったころに未婚のままに妊娠し、出産した男の子を無理やり里子に出された悲しい過去がある。
フィロミナは息子を探そうと旅に出る。


主演はジュディ・デンチ、 だからといって息子を探すのに MI-6 を使うわけではありません。ハーレクイン・ロマンスを愛する高潔な心をもつこの老婦人は「オックス・ブリッジ」卒の典型的な俗物ジャーナリストを相棒にして、二人で息子探しの旅に出ます。

この映画で重要な鍵となるのが アイリッシュ ハープ です。(これ以上はネタバレになるので)




face01 ところでアイリッシュ ハープですが、 わたくしが初めてアイリッシュ ハープの音色を聞いたのは、やはりご多分にもれずチーフタンズの故デレク・ベルです。(最近はデレクというとギタリストを思い浮かべてしまいます。)

「デレク ベル」が「キャロラン」の曲を演奏しているLPがあったのを思い出しました。何枚かあったようですが、やはり「シーベーグ・シーモア」が最初に聞けるのがいいでしょう。



日本にはアイリッシュ ミュージック のコアなファンがなぜか多く存在し、私などがあれこれ言うのはおこがましいのですが

以前、海外ドラマの「刑事アラン バンクス」で彼が同僚の女性刑事をアイリッシュ パブに連れて行った場面があり、その時うんざりした彼女がアイリッシュ ミュージック について言った感想が

① 何を聞いても同じ曲に聞こえる。

② 曲がいつ始まって、いつ終ったのかさっぱりわからない。

 でした。ある意味正直な感想でしょう。
 
それでも日本でも私が聞きはじめた30年程前より昨今は結構それふうの音楽はよく耳にするようになりました。



face01 最後に全く関係ありませんが現代のデレクの演奏を


https://youtu.be/07rT1t2hkDU
これは、デレク トラックス、スーザン テデスキー(奥様です)、 ウオーレン ヘインズの3人という一昔前の音曲漫才みたいな編成でホワイトハウスで演奏した時のもののようです。

デレク トラックスのギターソロ が終わった後のスーザンのうっとりした表情が印象的です。





Posted by 安儀製餡所 at 21:12 Down South in Osakaコメント(0)

2014.10.29

2014年11月05日
2014年10月29日 N.Y. Beacon  Theater で大方の予想通り Allman Brothers Band がその永い永い、紆余曲折の音楽活動にピリオドを打ちました。

今年の初め、春のBeacon Run の前に Warren と Derek の年内一杯での脱退が発表され、これは事実上の活動停止を意味すると考えられました。

映画「ナイトミュージアム」でベン ステイーラーが北軍の兵隊と喧嘩を辞めない南軍の兵隊(人形)に向かって「君たちが戦争に負けたことは歴史上の事実で変えることが出来ない。でも君達には オールマン ブラザーズ バンド がある。」 と言ったのですが、ついにこのセリフも使えなくなります。(もっとも吹き替えではサザンロックになっていましたが)

円熟期にあるWarrenと今が盛りのDerekにとって、ご高齢のオリジナル メンバーと一緒に活動するのはやはりここ数年は無理が感じられました。(もっともGreggは腰を抜かすぐらい若い奥さんをもらったそうですが。)



オリジナル メンバー がそろって初めて1969年に演奏した Trouble No More でその歴史に幕を閉じました。

彼らとてその時にはまさか70歳近くまでAllman Brothers Band として演奏しているとは夢にも思っていなかったでしょう。


2000年代になってバンドが活力を取り戻したのもWarren と Derek この二人の力による所が大です。
若い若いと思っていたDerekにしてもDuaneが亡くなった年をはるかに越えました。

はじめてDerek Trucks の演奏を聴いた時、特に「Afro Blue」の印象は強烈でした。



バンドとしての活動はおそらく今年で最後ということでしょうが、Greggの子供たちやDerek Trucksに代表されるメンバーたちのファミリーにその魂は引き継がれていくことをファンとしては望むばかりです。



バンド結成45年、Duaneの死から2014年10月29日で43年となりました。そういえば、TVドラマの「Dr.House」でオートバイ事故を起こした .Houseが見舞いに来た友人に対して例の調子で「Duane Allman のヴィンテージ ギターがあるというので見に行くところだった」みたいなことを言っていました。

思えば便利な時代になったものでLPを聞いていた頃には夢であった、生前のDuane Allmanが演奏している映像も観ることが出来るようになりました。



なんでDuaneのソロのところでDickeyを映してるとか「Dream」の時にGreggのヴォーカルが入ってないとか「Wipping Post」でとちってるとかいろいろご不満がおありでしょうが、はじめてこの映像を見たときは歓喜したものでした。

まあ,なにわともあれお疲れ様という感じで、後はDickeyと和解してもらいたいものです。DerekのステージにDickeyが出演したりしているので、その日が近いことを祈ります。







Posted by 安儀製餡所 at 21:02 Down South in Osakaコメント(0)

John Barleycorn Must Die

2014年10月06日



NHKの朝ドラを「あまちゃん」以来子供たちが録画して見るようになってしまい、私も昼の食事の時ついつい見てしまいます。



今回の新シリーズで秘かに期待していたのが、主題歌に「John Barleycorn Must Die」が使われないかと思っていたのですが。

残念ながら 中島みゆきが プロジェクトX みたいな曲を歌っていました。



今回のドラマで英国(UK)のスコッチ ウイスキーがアイリッシュ ウイスキーを悪辣な手段で駆逐していったことも少し語ってくれると嬉しいのですが。



この曲は毎日 穀物を加工している人間としてシンパシーを感じます。


様々な人が唄っている「John Barleycorn Must Die」ですが、やはりこの スティーヴィー ウインウッド(Traffic) が一番有名ではないかと思います。

日本語の訳詞は知りたい方はこちらのサイトが大変参考になると思います。→http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060125


1960年代末、POPS界には大西洋を挟んで2人の早熟の天才R&B少年が存在しました。

2人には共通点が多く、まず名前がスティーヴィーであること、素晴らしいシンガー&ソングライターであること、そしてキーボードの名手であり
かつマルチプレイヤーであること。いわば音楽に関する全ての才能を持っていたということです。


当時、ウインウッドのステージやツアー嫌いは有名で70年代はあまり積極的な活動はしていなっかたのですが、80年代に見事に復活。

近年ではエリック クラプトン と一緒に ブラインド フェイス のナンバーを演奏したりしています。




この映像は復活したTrafficのようで故ジム・キャパルディ、故クリス・ウッドは映っていますが、デイヴ・メイソンはいません。



Wikipedia によればウインウッドとデイヴ・メイソンは未だに仲が悪いようです。

Posted by 安儀製餡所 at 23:23 Down South in Osakaコメント(0)
5月の連休の頃だったと思うのですが、産経(多分)新聞の夕刊に『井波律子』氏という中国文学の教授が『The Band』の大ファンで
今でも聞くことがたまにある、というような内容のエッセイが掲載されていました。

『The Band』の大ファンだけでも珍しいのに、それが大学教授というので変わった人もいるもんだなあと思いました。



私のような仕事をしていると5月の連休の後半は少し時間ができるので You Tubeで遊んでいると、「Last Waltz」 の完全映像がアップされていました。

この映像はLPや映画でカットされていたコンサートの全容が全て観ることができます。(モノクロというのが少し残念ですが)

これを観ると映画「Last Waltz」はロビー・ロバートソンとマーチン・スコセッシ の手によって大幅に編集されていた(ロビー・ロバートソンによってオーヴァー・ダヴィングされた)というのがよくわかります。

映画「Last Waltz」 も公開時は少しは話題になり、映画評論家の白井佳夫氏などは当時、マーチン・スコセッシ の作品としては最高傑作で「タクシードライバー」などよりはるかに素晴らしいと称賛していました。

この映像では、とくに映画ではカットされていた、カナダ人同胞による「Acadian Driftwood (with Joni Mitchell and Neil Young)」やなぜかStaple Singersとのスタジオ録音になっていた「The Weight」が観れるのが嬉しい限りです。



このコンサートが行われてからかなりの時間が経ちThe Band のメンバーで生きているのはガース・ハドソンとロビー・ロバートソンだけになりました。

ロビー・ロバートソンと他のメンバーとの対立がThe Band 解散の原因というのが一般的ですが、巨大産業化した音楽業界で
The Band が創る音楽は居場所がないことをいち早く感じたロビー・ロバートソンが5人で演奏することに無理やりピリオドを打ったように感じます。

事実ロビー・ロバートソンを除く4人でサポートメンバーを入れてThe Band を再結成し来日公演を行ったりしました。

一方、ロビー・ロバートソンは音楽的にはほとんど隠遁生活を送っているという状態です。



一昨年だったか レヴォン ヘルムが亡くなる前に 「エレクトリック ミスト」という映画に出演していました。この映画には バディ ガイ も出演していて、なぜか ケイジャン ミュージック を演奏していました。

期待した割に映画の出来は?でしたが、この中でレヴォン ヘルムは「南部の将軍の亡霊」という彼の未来を暗示するような役で出演していました。






Last Waltz コンサート(映画ではありません)は、確かに時代(ロック)のターニング ポイント を見事に表しています。




Posted by 安儀製餡所 at 12:38 Down South in Osakaコメント(0)

The Water is Wide

2014年04月12日
たまたま TVをみていたら久しぶりに聞きました。

決して 競艇のテーマソングではありません。

わりと有名なフォークソングです。

日本で一番有名なのはこの競艇のCMに使われた「カーラ・ボノフ」のヴァージョンでしょう。(間奏のアコーディオン ソロはThe Band の ガース・ハドソンです)




ギターを弾いているジェームス・テイラーも歌っています。



最後に、今はもう聞くことができない「Eva Cassidy」のThe Water is Wide



Posted by 安儀製餡所 at 21:37 Down South in Osakaコメント(0)

君の友達

2013年08月22日
さて、前回は『一角獣と貴婦人』 という タペストリー について書いてみたのですが、私たちの年代で、タペストリーといえば、20世紀文化遺産の一つ(と私は勝手に思っています)である、キャロル・キング のアルバムです。




私の子供が課題図書かなんかで、重松清氏の「きみのともだち」を読んでいたので、このタイトルの由来やキャロル・キングやジェームス・テイラーについて話したのですが、案の定嫌がられました。

さて、小説の「きみのともだち」の方ですが、映画化されました。



この中で一番印象に残っているシーンは、主人公の二人の少女がそれぞれの事情から、クラス対抗の大縄跳び大会で縄を回す役となってしまい、練習します。はじめは嫌々だったのが、徐々にうちとけていき、やがて休憩することとなり公園にある和菓子屋さんでお饅頭を買って2人で食べるところです。

最近は、以前はどんな町にもあったこのようなお店はすっかり減ってしまいました。

小奇麗でもなく、「何処どこ産の材料を使って」とかいう能書きはいちいち書いていませんが、安くて子供にとって買いやすい店は少なくなりました。

なにか、残念に思い、印象に残っています。

Posted by 安儀製餡所 at 18:51 Down South in Osakaコメント(0)

一角獣と貴婦人

2013年08月15日
今年は日本で クリュニー美術館(中世美術館)の至宝「一角獣と貴婦人」展が開催されており、幸いなことに大阪でも現在開かれています。

私ももう少し涼しくなってから観に行こうと思っています。





さて、私にとって 「THE LADY AND THE UNICORN」 といえば 思いだされるのが JOHN RENBOURN の同名のアルバムです。
 このアルバムは たしかJOHNにとって 4枚目のソロアルバムだったと思います。
これを買った時(LP盤です)は、このアルバムジャケットに使われている、タペストリーがこんなにも有名な美術品であるとは全く知りませんでした。





このアルバムは前作の傑作「Sir John Alot and Merrie England 」と比べるとBLUESの香りが全くなく、自称エリザベス朝のビッグ・ビル・ブルージーン的な演奏が聴けずに今一だなという感じでした。

JOHN RENBOURN 自身もライヴでこのタイトル曲を演奏することはあまりないようです。

「Sir John Alot and Merrie England 」 とくにB面(当時はそう言いました)の演奏は今聞いても楽しめます。



Posted by 安儀製餡所 at 22:11 Down South in Osakaコメント(0)
さて、多忙を極めた3月も終わりをつげます。

恒例の Allman Brothers Band Beacon Run も終わっています。

今年はGregg の体調はどうだったのでしょうか?

昨年のように最終日は腰痛で欠場ということはなければいいのですが。

検索していると次のようなブログがありました。

http://canra.cocolog-nifty.com/akicanrany/2013/03/allman-brothers.html

これによるとコンサートの様子は予想通り、お客は私のような オッサン が殆どでその人たちが騒いでいるみたいです。

さて、BEACON RUNに先立つ2013年2月25日  Dan Toler (9月23日, 1948 年生まれ), が亡くなりました。

死因は ルー・ゲーリック病ということです。

.Dan Toler は Gregg の裏切りによるAllman Brothers Band  解散後、Dickey Betts が結成した Dickey Betts & Great Southern に参加。

その後、再結成された Allman Brothers Band に Dickey Betts とともに参加。 1979-1982 までに3枚のアルバムEnlightened Rogues (1979), Reach for the Sky (1980) and Brothers of the Road (1981).を残します。

時代の波に乗りきれずAllman Brothers Bandは解散。

しばらく消息を聞かなかったGreggですが、その後、映画「ブラック レイン」 のエンディング「I'll Be Holding On 」 で久しぶりにその声を聞かせた後、同時にGregg Allman Band  を結成、Dan Tolerはギタリストとして 「 I'm No Angel 」1987 「 Just Before The Bullets Fly」 1988 に参加します。



この後 Allman Brothers Band は再々結成され、Dickey BettsがWarren Haynes を連れてきて.Dan Toler は不参加でした。

2000年頃、得意の内紛からDickey Bettsが脱退し再びDickey Betts & Great Southern を結成、これに参加します。



Duane Allman、Berry Oakley、Lamar Williams、Allen Woody についで亡くなったAllman Brothers Band のメンバー、元メンバーということになります。

日本では春は別れの季節ということになっています。

私にとっても3月は、身内に不幸がありましてこの曲を思い出しました。

これは昔少し流行語になった Gregg の 「レイド バック」ツアー でのライブのようです。




Posted by 安儀製餡所 at 23:08 Down South in Osakaコメント(0)
onpu2 さて、甘味料のことばかり書いていて、少々ウンザリしてきましたので、少し別の話題を。

やはり、11月も後半にさしかかると毎年この曲が聴きたくなります。

私が SANDY DENNY のLPを買って、この曲を聞いていた頃は、彼女が唄っている映像が観れるなんて、夢にも思いませんでした。(この時は既に彼女は亡くなっていましたが)

まさに Who Knows Where the Time Goes です。


勿論、FOTHERINGAY をバックを唄っているLP盤のものも素晴らしいのですが、なんと SANDY DENNY がピアノの弾き語りをしている映像がありました。





onpu2 最後に FAIRPORT CONVENTION 時代の名曲 FAREWELL FAREWELL を MARY BLACK が唄っている映像を。




Posted by 安儀製餡所 at 19:49 Down South in Osakaコメント(0)
5月21日 産経新聞の泉州版に、「さる5月20日 『泉州黄たまねぎ祭』 が田尻漁港で開かれた。」という記事が載っていました。私は全く知らなかったのですが毎年この時期に行われていて、今年で6回目ということです。

泉州黄玉ねぎ はなにわの伝統野菜に認証されており、町おこしにつなげようとしています。以前は泉佐野は玉葱で有名でしたが、今や淡路島にお株を奪われ、玉葱小屋もすっかりみかけなくなりました。

ところで、同じオニオンでも青ネギ、葉ネギを意味するグリーンオニオンに大変ゆかりのあるミュージシャンが先日東京で客死しました。米国の著名ベーシストで、公演のため来日していた ドナルド・ダック・ダン さんが13日、東京都内のホテルで死去しました。70歳でした。共に公演を行っていた盟友のギタリスト スティーブ・クロッパーさんが明らかにしました。

ドナルド・ダック・ダンは1941年11月24日テネシー州メンフィス生まれ。盟友ギタリストのスティーヴ・クロッパーとは、学生時代からの親友同士で50年以上の友人。高校時代にスティーヴ・クロッパーらとバンドを結成。ミュージシャンとして活動を開始。

60年代に入って、ブッカーT&MG’Sのメンバーになり、スタックス・レコードのハウス・ミュージシャンとなりました。グループは1962年、 「グリーン・オニオン」 がヒットして一躍メインストリームに躍り出るが、この時のベースはダンではありません。最初のベース奏者はルイー・スタインバーグという人物でしたが、1964年、ダンに変わりました。

また スタックスの様々なヒット曲にも参加しており、とくに オーティス・レディング との共演は有名です。

日本では映画『ブルース ブラザーズ』や先日亡くなったレヴォン・ヘルムと一緒に「RCOオールスターズ」の一員として来日しました。またエリック・クラプトンのバンドのメンバーとして来日したこともありました。

とくに ロッド・スチュアート が渡米して彼らに実際に会うまで、彼らをアフリカ系アメリカ人(面倒くさい言い回し)と思っていたのは有名な話です。



Posted by 安儀製餡所 at 21:30 Down South in Osakaコメント(0)

Soul Shine

2012年04月29日
onpu2 さて、Beacon Run も終わって、約一カ月ぐらいが経ちます。

たくさんの動画がUPされています。が GREGG ALLMAN がなにか元気がないような感じに見えました。とくにアコースティックのセットの演奏は?という感じです。情報では体調を崩して休んだ日もあったということで少し心配です。

onpu2 さて、最近ますます容貌が漫画のワン・ピースのキャラクターに似てきた WARREN HAYNES ですが彼が珍しくアコースティック ギター の弾き語りで SOUL SHINE を演奏している動画があります。 なにかラジオ局での放送を映像に収めたもののようです。

SOUL SHINE を唄いたいという方はギターのコードが分かり易いので参考になると思います。

onpu2 オリジナル キイはB♭ですが、オカズを入れやすくするため、3フレットにカポタストをつけて G で演奏しています。

コードの種類も単純なものばかりです。




When you can't find the light
That guides you through a cloudy day
When the stars ain't shinin' bright
And feels like you've lost you're way
When the candle lights of home
Burn so very far away
Whoa you got to let your soul shine
Just like my daddy used to say

He used to say soulshine
Whoa It's better than sunshine
It's better than moonshine
Damn sure better than rain
Yeah now people don't mind We've all feel this way sometimes
Got to let your soul shine, shine till the break of day

I grew up thinkin' that I had it made
Gonna make it on my own
But Life can take the strongest man
Make him feel so alone
Now sometimes I feel a cold wind
Blowin' through my achin' bones
I think back to what my daddy said
He said Boy, in the darkness before the dawn

Sometimes a man .. can feel this emptiness
Like a woman .. has robbed him of his very soul
A woman too, God knows, she can feel like this
And when your world seems cold,
You got to let your spirit take control

onpu2 この人の SOUL SHINE も



onpu2 これは BETH HART が JEFF BECK のツアーにゲストで参加した時のものです。




Posted by 安儀製餡所 at 22:42 Down South in Osakaコメント(0)

PANENKA(パネンカ)

2012年04月28日
face01 今年はロンドンでオリンピックが開催されますが、ということはサッカーでは EURO 2012  ポーランド、ウクライナ の共同開催で行われます。

今回の注目は  スペイン の連覇が成るか!です。

過去 ヨーロッパ選手権⇒ワールド・カップ (あるいはその逆 )を達成した国は過去三か国 しかありません。

西ドイツ、フランス(ジダンの時代) そして現代の無敵艦隊スペインです。

いかしながら、三連覇を達成した国はありません。

このところの充実ぶりから、十分その可能性があると思うのですが、果たしてどうなるでしょうか?

face01 過去三連覇に最も近かったのは西ドイツで、今でこそ西ドイツといえば面白くないサッカーの代表のように言われていますが当時はタレント揃いで、ヨーロッパ選手権⇒ワールド・カップ と連覇し、最後のヨーロッパ選手権は決勝まで進みました。 

決勝の相手は チェコ・スロバキア 。 今となっては歴史の教科書の中しか存在しない国同士の対戦となりました。

face01 結果は120分で決着が付かずPK戦にもつれ込みます。

西ドイツのヘーネス が外した後、チェコ・スロバキア の パネンカ が決めて優勝、結局最後 ベッケンバウアーは蹴れずに終わりました。

face01 この パネンカ の蹴ったシュートというのが、「あの緊張した場面でよくあんなことができるなあ!」 というもので、このPKの蹴りかたは 『パネンカ』 という固有名詞になっています。




face01 最後に失敗例を



face01 おまけ スーパースター ヨハン・クライフ



Posted by 安儀製餡所 at 23:01 Down South in Osakaコメント(0)

競馬で儲けている人

2012年04月27日
zenibukuro さて、 「粽」 の記事で少しふれた 「宮城谷昌光氏」 ですが、氏は作家として名声を博す以前は 「競馬で生計を立てていた」
と雑誌のインタビューで答えておられました。

まあ、それにちなんでということでもないですが、これは私と 競馬好きの友人N との酒場での与太話です。

Whisky in the Jar ..... (35/365)
Whisky in the Jar ..... (35/365) / Steve Tolcher



私 「毎週馬券を買っているようだけど、一体世の中で競馬で儲けている人というのは存在するのかね?」

N 「いるよ、それも確実にね。この俺がその証拠さ」

私 「なるほど。ということは今日は君の奢りということで。御馳走になりますか。」

N 「まあ、待ってくれ。俺の場合はむしろ負けている、それも大幅に。多分回収率は50%を下回っている。」

私 「おいおい、それじゃ話にならない。」

N 「まあ俺の話を最後まで聞け」

  「これからじっくりと説明してあげるさ。」「JRAの控除率というのは25%なのさ。」

私 「そんなことは誰でも知っている。」

N 「ここからがポイント。ということはトータリゼーションシステムに不正、バグがない限り購買された馬券の回収率というのは全て平均すると75%になるはずなんだ。」

「すなわち、この75%の金を馬券を買った人間で取り合いをしている訳なんだ」

「つまり俺のように回収率が25%を下回る人間がいるということは、逆に100%を越えている人間が必ず存在するということになる。」 

 「言い換えるとJRAのシステムというのは俺たちは「馬」「騎手」と勝負しているんじゃない。馬券を買っている人間同士  が勝負しているんだよ。」

私 「そこまで分かっているなら、その予想とやらに費やす時間というのは無駄ということか?」

N 「何を言っている。論理的にはそうだが、予想こそが至上の楽しみさ」



tokei 彼の反省と説得力に欠ける説明は延々と続きました。

Posted by 安儀製餡所 at 21:46 Down South in Osakaコメント(0)
 
face01 さて、今年のUEFA チャンピオンズ リーグ 決勝は予想に反して、スペインの2大クラブが準決勝で敗退し、決勝は FCバイエルン(ドイツ) と チェルシー(プレミア) とで行われることになりました。

25日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝、レアル・マドリー対バイエルン・ミュンヘンの第2戦は、第1戦を1-2で落としているレアル・マドリーが2-1で勝利し、合計スコアを3-3の同点に持ち込んだものの、延長戦の末にもつれ込んだPK戦を3-1で制したバイエルンが2シーズンぶりの決勝進出を決めました。

スペイン勢はその前に行われた クラシコ の影響があったのかもしれません。

レアル・マドリーのモリーニョ監督「PKを外せるのは蹴る勇気を持つ選手だけ」と敗戦(引き分け)を含蓄のある言葉で、締めくくりました。

face01 ところで、この2クラブで争われることになると、ドイツ中(あるいはイングランドも)のマスコミが M.バラック にインタビューに行くのでしょう。とにかく両クラブで主力選手として活躍しましたから。

FC バイエルンとして決勝戦が自らのホーム アリアンツ・アレーナ で行われることもあり、負けられないところです。でもドイツのクラブは案外イングランドのクラブに決勝で負けることが多いので何とも言えません。

前回のヨーロッパ選手権でスターになり損ねた M.ゴメス が今回はいいところをみせるかもしりません。

香川選手の大活躍で日本でも有名になったブンデスリーガですが、その中でもFC バイエルン といえば別格で、なんといってもドイツではいわば日本でいえば、30年前の「読売ジャイアンツ」みたいなもので、決して 宇佐美選手 が所属しているだけのクラブではありません。(日本のマスコミの扱いはこんな感じですが)

face01 そのFC バイエルン の黄金時代を支えたのが、F.ベッケンバウアー と G.ミューラー です。





Posted by 安儀製餡所 at 21:02 Down South in Osakaコメント(0)
4月19日にリヴォン・ヘルムが亡くなったことを今日初めて知って、言葉がありません。最近は病気からも回復して元気に若々しく唄っていたと思っていたのですが、残念です。

 The Band の唯一のアーカンソー出身のアメリカ人であり、「彼らの多くの曲は彼の語った南部の話をもとメンバーが協力して創られた。したがって、The Band の曲はクレジットにあるように ロビー・ロバートソン だけのものじゃない。」
 彼は自伝の 『軌跡』 のなかで確かこんなようなことを語っていたように思います。(不確かな記憶なので間違っているかも知りませんが)

The Band の『Music From Big Pink』 を初めて聞いた時の印象は御多分にもれず『?』という感じでした。 一曲目「Tear of Rage 」 イントロのオルガンみたいなギター、ねちっこいボーカル(リチャード・マニュエル)、シンプルでずっしりと響くドラム、聞くたびにその魅力に引き込まれていきます。

onpu2 彼らの曲の中で、ある意味一番有名なのが 「The Night They Drove Old Dixie Down 」 ですが、なぜか、この曲の世界から一番遠いところにいそうなジョーン・バエズが唄って大ヒットしました。

最近ではオールマンB.B.も演奏していました。









このジャケットの彼の写真は何とも言えないものがあります。
Posted by 安儀製餡所 at 21:30 Down South in Osakaコメント(0)
onpu2 前回、リチャード・トンプソンについて書いた割には貼った動画がボニー・レイットとのデュオでリチャード・トンプソンの唄もギターもほとんど出てこなかったので別の曲を改めて取り上げます。

彼がフェアポート・コンベンションを脱退して初のソロアルバム『Henry the Human fly』、から① 『Roll Over Vaughan Williams』 と ② 『The Angels Took My Racehorse Away』 、③ 『The old changing way』

①は間奏のジグ風のギター・ソロが印象的です。

②はイントロに流れる ジョン・カークパトリック のアコーディオンが新鮮です。この当時ロックでアコーディオンが使われることはThe Bandを除いてほとんどありませんでした。(まあ、今もありませんが!)サンディ・デニーとともに後に結婚するリンダ・ピーターズもコーラスで参加しています。

③はトラッド風のメロディが美しい曲です。



Gentle ladies, gentle men
Waiting till the dance begin
Carefully we come to speak the word for all to hear
If you listen, if you should
We won't be misunderstood
But don't expect the words to ring too sweetly on the ear
Live in fear, live in fear, live in fear

In the gutter, in the street
Off his head or off his feet
Listen to the scratchy voices eating at your nerves
Pencil ready, paper dry
Shoot the girls and make them cry
Run for cover, things are bad but now they're getting worse
Live in fear, live in fear, live in fear, live in fear

Is it painful, is it right?
Does it keep you warm at night?
Fool your friends and fool yourself, the choice is crystal clear
If you break it on your knee
Better men might disagree
Do you laugh or do you stick your finger in your ear?
Live in fear, live in fear, live in fear, live in fear





Posted by 安儀製餡所 at 09:02 Down South in Osakaコメント(0)

真夜中のオアシス

2012年04月14日
icon06 ローソンのオリジナルデザートブランド「Uchi Cafe SWEETS」より、和菓子を扱った新シリーズ“あんこや”が 3月17日(土)より各店舗でシリーズ商品が発売されました。

商品についてのコメントは、差し控えますが、TVのCMで“あんこや”と頻繁に連呼されるのは初めてですので、なにか照れくさい感じがします。(お分かりだと思いますが、弊社とは全く関係はありません)

onpu2 ところでコンビニと言えば、先日、日本最大手のコンビニに入ると聞き覚えのあるメロディが流れていました。

なんと 「真夜中のオアシス」 がBGMで流れていました(もちろんオリジナルではありません)。

どういう経緯でこの曲が使われたのかは知りませんが(たぶんコンビニは私達にとってオアシスだというところでしょう)思わず一緒に唄いそうになりました。

軽やかで、それでいてどこか官能的な マリア・マルダー の歌声、そしてこの曲のハイライトとも言える(マリア・マルダーには申し訳ないですが!) エイモス・ギャレット のギター・ソロ。

フィンガー・ピッキングの特徴を生かしたこのギター・ソロは 『実はギターのチューニングを半音下げている』 とエイモス・ギャレットが雑誌のインタビューで答えていました。





Midnight at the oasis
Send your camel to bed
Shadows paintin' our faces
Traces of romance in our heads

Heaven's holdin' a half-moon
Shinin' just for us
Let's slip off to a sand dune, real soon
And kick up a little dust

Come on, Cactus is our friend
He'll point out the way
Come on, 'til the evenin' ends
'Til the evenin' ends

You don't have to answer
There's no need to speak
I'll be your belly dancer, prancer
And you can be my sheik

[Instrumental Interlude]

I know your Daddy's a sultan
A nomad known to all
With fifty girls to attend him, they all send him
Jump at his beck and call

But you won't need no harem, honey
When I'm by your side
And you won't need no camel, no no
When I take you for a ride

Come on, Cactus is our friend
He'll point out the way
Come on, 'til the evenin' ends
'Til the evenin' ends

Midnight at the oasis
Send your camel to bed
Got shadows paintin' our faces
And traces of romance in our heads

Oh, come on...

Posted by 安儀製餡所 at 21:18 Down South in Osakaコメント(0)
onpu2 2012年4月11日(水)ビルボードライブ大阪、今日です。リチャード・トンプソンはいまや日本ではWeek End Sunshine
でしか オン・エアーされることはないようです。

onpu2 ソロ・アコースティック・パフォーマンスということですので、20年ほど前の初来日と同じです。幸いにも私は観ることができました。確か懐かしい『バナナホール』だったと思います。

この時は、半信半疑アコースティック・ギター一本でシンガー・ソングライターみたいな感じでやるのかなあ?と思っていたら、いざコンサートが始まったら、そのパフォーマンスに圧倒されました。

アコースティック・ギター一本でロックンロールからトラッドまで、縦横無尽に演奏していきました。

onpu2 この頃、リチャード・トンプソンに関して一種の都市伝説みたいな話を知り合いから聞かされました。

実は彼が 「イーグルスに参加したかもしれない。」というものです。

 「当時イーグルスは、ファーストとセカンド・アルバムはなぜかロンドンでレコーディングしており、この時プロデューサーの
グリン・ジョーンズがリチャード・トンプソンと旧知の間柄でイーグルスに参加するよう勧めた。もしこれが実現していたら、70年代の音楽シーンは全然変わっていたはずだ。」

今から思えばお互いに賢明な選択をしたと言えます。

onpu2 Bonnie Raitt & Richard Thompson - Dimming of the Day




This old house is falling down around my ears
Im drowning in the river of my tears
When all my will is gone you hold me sway
I need you at the dimming of the day

You pulled me like the moon pulls on the tide
You know just where I keep my better side

What days have come to keep us far apart
A broken promise or a broken heart
Now all the bonny birds have wheeled away
I need you at the dimming of the day

Come the night youre only what I want
Come the night you could be my confidant

I see you on the street in company
Why dont you come and ease your mind with me
Im living for the night we steal away
I need you at the dimming of the day
I need you at the dimming of the day

Posted by 安儀製餡所 at 20:27 Down South in Osakaコメント(0)

アフリカの月

2012年04月01日
4月の声を聞くと 西岡恭蔵さんとKUROちゃん御夫婦のことがやはり思いだされます。



この曲は、西岡恭蔵さんとKUROちゃん御夫婦が初めて一緒に創った唄として有名です。

大塚まさじさん(初のソロアルバムに入っていました)、カルメン・マキさん、金子マリさんも唄ってられます。 





Posted by 安儀製餡所 at 21:22 Down South in Osakaコメント(0)

和菓子 と カロリー

2012年03月17日
onpu2 さて、あの オバマ大統領 も大ファンだという glee の再放送とシーズン2の集中放送がもうすぐ始まります。

 このシーズン1では、 オリビア・ニュートン・ジョン が本人の役で出ていました。

しかもその役というのが、私たち(わたし?)が彼女に対して持っているイメージそのもの 「高慢で嫌味な女性」 という役で出て

いて、彼女の前では、あの 「スー先生」 さえも善人に思われるという凄まじい役でした。彼女に対するイメージというのは

、日米共通のようです。

http://www.youtube.com/watch?v=QZR1IjMCv1c

onpu2 さて、劇中で例の80年代フィットネス・ブームの大ヒット曲 『フィジカル』 が採り上げられていましたが、最近、『和菓子の方

が洋菓子に比べて低カロリーである。』ということで新しい和菓子というのが、結構新聞、テレビなどに採りあげられていま

す。

ただ低カロリーというのはあんこなどの和菓子の食材が、乳製品中心の洋菓子の食材より低カロリーなのであって、和菓子

に洋菓子の食材を使うと同じことなると思うのですが、 どうでしょうか?

もちろん私は和菓子に洋菓子の食材を使うことを批判しているわけではありません。むしろ新しい和菓子を創造することは素晴ら

しいことだと思います。

ただ、マスコミの誤解を招くような報道に問題があると考えています。



onpu2 フィットネスの曲と言えば『フィジカル』もいいのですが、

何といっても同じく80年代を代表する曲 『Every Time You Go Away』 by Hall & Oates

も捨てがたいですね。

あんまりフィットネスとは、関係なさそうですが、この曲のサビの部分

Every Time You Go Away , You Take a Piece of Me with You

当時アメリカでは、ここでコンサートに来ていたたくさんの女性が 『うらやましい』 と言っていたそうです。つまり 『わたしの

体の一部(無駄な体重)を取っていく』 

という解釈です。

演歌的に表現すると『恋焦がれて、身も削られる想い』というところです。



Posted by 安儀製餡所 at 22:24 Down South in Osakaコメント(0)

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