唄う 大統領

2012年03月14日
さて、先日 ホワイト・ハウス で非常に興味深いコンサートがありました。

In Performance in the White House: Red, White and Blues Recorded on February 21, 2012

動画がたくさん UP されているので、ご覧になった方も多いと思います。

出演メンバーは超豪華です。

Troy “Trombone Shorty” Andrews
Jeff Beck
Gary Clark, Jr.
Shemekia Copeland
Buddy Guy
Warren Haynes
Mick Jagger
B.B. King
Keb Mo
Susan Tedeschi
Derek Trucks
Taraji P. Henson
Booker T. Jones

Mick Jagger と Jeff Beck の共演などはさすがホワイト・ハウスというところです。

最後に 大統領 も自らに縁が深い Sweet Home Chicago を唄っています。




さて、非常に豪華なメンバーですが、残念なのは、一人肝心な人が抜けています。

そう、BRITISH WHITE BLUES の大御所 Eric Clapton がいないじゃないですか?

Mick Jagger の出演で ホワイト・ハウスの予算を越えてしまったのでしょうか?

あるいは、White House で White Room を演奏するのが何か問題でもあったのでしょうか?

などと、くだらないことを考えてしまいます。

Posted by 安儀製餡所 at 19:34 Down South in Osakaコメント(0)

Bend It Like Beckham

2012年03月10日
先日、私も御多分にもれず、なでしこジャパンのゲームを観ていました。結果は最後は少し残念でしたが、それでもアメリ

カチームに90分で勝ったのは快挙です。

それにしてもあの強行日程は何とかならないでしょうか?選手が気の毒です。

そこで、女子サッカーの映画のことをすこし。

原題は Bend It Like Beckham まあ D.ベッカムのようにボールを曲げて蹴りたい というところだと思うのです

が、この邦題がいけません。 『ベッカムに恋して』 です。これを聞くとほとんどの人が、 ロベルト・カルロスがフリーキック

を蹴る時の ’壁’になる選手のように腰が引けてしまいます。

この当時は、D.ベッカムの全盛時代で同じころの英国映画『ラブ・アクチュアリー』(Love Actually)では、首相役のヒュー・グ

ラント
が英国の誇るべきものとして ’D.ベッカムの右足’ といっていました。蛇足ですが、この映画でコリン・ファースがポルト

ガル語しか話せない南仏のコテージで出会ったメイドにいきなり知っているポルトガル語として「エウゼビオ」と言っていまし

た。 たしか当時は フィ―ゴ か ルイ・コスタ の全盛時代のはずです。今なら当然 クリスティアーノ・ロナウドですが、

やはりイングランド大会の大活躍が印象に残っているのでしょうか?

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さて、映画のキャストですが

監督 グリンダ・チャーダ

出演者  パーミンダ・ナーグラ

      キーラ・ナイトレイ

       ジョナサン・リース=マイヤーズ

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主役は キーラ・ナイトレイではなくパーミンダ・ナーグラ。彼女はこれが認められて『ER 』 で主役の一人に 抜擢されて最終

シーズンまで確か出演していたと思います。

ロンドン郊外のヒースローの近くに、インド系シク教の伝統を守る家庭に生まれたサッカー好きの女の子ジェス(パーミンダ・

ナーグラ)の苦悩と活躍です。

主人公は英国社会において、二重の意味でマイナリティといえるでしょう。まずコミニティとしての、インド系シク教の家庭、

次に女子サッカー選手であること。

これに友人 (キーラ・ナイトレイ) とコーチ (ジョナサン・リース=マイヤーズ) の三角関係が絡んでくるというのが簡単な

ストーリーです。

こう書いてしまうと身も蓋もないのですが、当時知る由もなかった英国のインド人社会が生き生きと描かれていて、非常に面

白かったと記憶しています。

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また、主人公のお父さんが、元クリケット の名選手だったのですが、 『クライング・ゲーム』でもそうですが、英国連邦内で

は、クリケットが一般的なスポーツであるというのは意外でした。

クリケットは観たことも、したこともありませんが、やたら時間が掛かる貴族のスポーツというのが私のイメージでした。

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さて、昨今の女子サッカーブームですから、いずれ女子サッカー選手をヒロインにした映画かテレビ・ドラマができると思いま

すが、くれぐれも タイトル にだけは気をつけてもらいたいですね。

Posted by 安儀製餡所 at 20:16 Down South in Osakaコメント(0)

Allman Brothers Beacon Run

2012年03月06日
さて、3月を聞くとわたしのような ALLMAN BROTHERS BAND の ファンには待望の

NEWYORK BEACON RUN が始まります。彼らは1989年以来ここNew York's Beacon Theaterでコンサートを行ってきたのですが、(2008年は、 Gregg Allman のC型肝炎治療のため休み)、2010年はBEACON 側の事情で United Palace Theaterで行い不入りで、昨年再びBEACON に戻ってきました。

今年はどのような企画で行われるのか。 このところゲストが多すぎてなにかゴチャゴチャしている感じがするのですが。
Rolling Stone 誌によるとスケジュールは次のようです。

Friday, 3/9
Saturday, 3/10
Tuesday, 3/13
Wednesday, 3/14
Friday, 3/16
Saturday, 3/17
Tuesday, 3/20
Wednesday, 3/21
Saturday, 3/24
Sunday, 3/25

ALLMAN BROTHERS BAND は今年のグラミー賞で日本でいうところの’特別功労賞’みたいなのを貰ったのですが、ORIGINAL MEMBER の3人はますます元気のようです。また今年のグラミー賞の’BEST BLUES ALBUM’にはTedeschi Trucks Band が選ばれました。

ネットで有料配信されていますが、WOWOWで 放送してくれないでしょうかね!

40年前、薬瓶で奏でられた魔法に驚かされた’STATESBORO BLUES'ですが、昨年この曲で大合唱しているのには思わず笑ってしまいました。







Posted by 安儀製餡所 at 23:29 Down South in Osakaコメント(0)
あんこのことばかり書いていて、少々飽きてきましたので少し別の話題でも。


個人的な感想なので別のカテゴリーとします。

タイトルの Down South in Osaka というのも70年代初頭という感じで照れくさいのですが (Down  South in 

 Neworleans のパクリです)、まあ '泉州だより’ でもないと思いますので。

さて大阪府知事選についてすこしばかり私の思うところを書いてみます。

さまざまなご意見、反論もおありでしょうが、あくまでも個人的な見解ですので何卒ご容赦のほどを。

市長選に比べ比較的地味に映った知事選でしたが、松井氏が知事となりました。

この結果を泉州の住民は非常に喜んでいるのではないでしょうか!


 それは「大阪都構想」がどうのこうのではなく、「元池田市長」が大阪府知事になることにNo Thank You だったのです。

泉州の住民としては「関西空港」の振興こそがいまや生命線といって過言ではありません。


故郷の山を削り、海を埋め立てわざわざ作った空港ですがいまひとつパッとしません。このままだと関空に飛んでくるのは

閑古鳥だけになってしまいます。


 その一番の原因は伊丹空港を存続させたことです。 元々は関空の開港と引き換えに伊丹空港は廃止するという約束で

した。 その存続理由も、あほらしくて語るに足らないものでした。そして、そのうえ「神戸空港」まで建設したのです。


またマスメディアによる関空に対するネガティブ・キャンペーンもありました。関西空港が大阪市内から遠いことなど最初から

わかっていることです。それに伊丹空港がそんなに利便性がよいでしょうか?タクシーを使う芸能人やマスコミ関係者にとっ

て大阪市内からだと利便性がよいでしょうが、我々一般人にとって伊丹空港は決して利便性はよくありません。

考えてみてください。

 空港に乗り入れている公共交通機関はバスだけなのです。

以上の出鱈目な航空行政に対し伊丹、神戸の廃港というまともな方針を示したのは元大阪府知事だけでした。


私たちとしては伊丹空港の地元である元池田市長が大阪府知事になったら、いったいどうなる事か不安でした。


一方マスメディアの対応も全くひどいものでした。今回の選挙は「大阪都構想」の Single Issue  でありそれ以外の判断基

準は存在しないというのが、東京の方の論調でした。



東京のコメンテーターやある精神科医は維新の会の政策は弱者切り捨てと批判していましたが、この人たちは私たちのこと

は全く無視したわけです。地域エゴという批判もあるでしょうが今回の選挙はあくまでも地方自治体の首長を選ぶものであ

り、少なくともここでは自分たちにとって何が大切かということを優先した結果と言えるでしょう。





Posted by 安儀製餡所 at 20:52 Down South in Osakaコメント(0)

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