くるみ餅とくるみあん

2012年01月28日
face02 はじめまして 『あんこの豆知識』 ということですので、あんこやあんこを使った和菓子についての紹介を中心に、それに関連する事項についても僭越ながら私の考えを交えながら、書いていきたいと思います。


 第一回目は、 泉州で親しまれている くるみあん を紹介します。

さて、くるみあんというネーミングから 胡桃 を原料にしたあんこを連想する方も多いと思いますが、胡桃は使われていません。おもな原料は 大豆 あるいは 枝豆 です。でも決して偽装食品ではありません。


 大豆 


 枝豆
 



 くるみあんの由来は、餅をくるむ、(英語のWRAPですね)からきています。くるみあんで包まれている餅が くるみ餅 です。
ちなみに泉州では赤こしあんで包まれた餅は、餅をあんであえるということから あえ餅 と呼びます。

 さて、くるみもちと言っても泉州の中でも岸和田と泉佐野では少し異なります。岸和田は大豆を、泉佐野では枝豆を原料としたものが好まれます。(遺伝子としては同じなのですが)

 くるみ餅は泉州では秋祭りには欠かせない一品です。また夏の暑い時期にはかき氷に白玉団子を入れ、くるみあんをかけて食べるのも絶品です。

 くるみあんの中でも枝豆を使うものは材料的には東北地方の ずんだ餅  とよく似ています。両者の違いを説明することは製造工程にふれることになるのでここでは行いません。機会があれば食べ比べてみてください。


 ずんだ餅


 今回くるみあんの一般の方への販売を行うかどうか非常に迷ったのですが、以下の理由で断念しました。

   
①くるみあんは糖度が45度前後と低く(一般的には55度前後)、しかも弊社のものはph調整剤等の食品添加物を一切使用していないので品質の管理が非常に難しい。(糖度と賞味期限の関係は、別の機会に説明いたします。)

   
②泉州では一般的であっても、他では原材料に胡桃ではなく大豆、枝豆を使っていることは知られていないので、誤って大豆アレルギーの方が食べて事故になる可能性がある。

 興味を待たれた方は、ぜひ和菓子店で購入下さい。


同じカテゴリー(くるみあん)の記事画像
近畿自動車道 岸和田サービスエリア(上り)
大豆の品種(銘柄)、特性
くるみあん を 使ったかき氷
同じカテゴリー(くるみあん)の記事
 近畿自動車道 岸和田サービスエリア(上り) (2017-08-11 15:37)
 ずんだあん (2016-08-24 16:28)
 大豆の品種(銘柄)、特性 (2014-11-08 17:09)
 くるみあん を 使ったかき氷 (2012-07-25 19:00)
 食品の原材料表示 (2012-06-03 18:51)
Posted by 安儀製餡所 at 17:03 くるみあんコメント(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

ページトップへ