世間では少しは話題になっていると思われる「能登大納言」
能登大納言産地協議会のHPから引用すると
能登大納言小豆とは?
奥能登地方独特の気候風土に育まれた『能登大納言(のとだいなごん)』は、全国に数ある大納言小豆の中でも、粒の大きさと宝石のような鮮やかな赤い色が特徴の小豆です。
県内の和菓子屋さんからは、「大粒の豆をそのまま生かせ、皮が柔らかで風味がよい」と高く評価され、高級和菓子の材料として珍重されています。
収穫は、“さやぼり”と呼ばれる手作業が中心で、ひとさやずつ手で丁寧に収穫します。そのため高品質ではあるものの、作付面積の拡大が難しいという課題がこれまでありました。
現在、産地では収量・品質向上のための栽培試験や、新たな栽培農家の募集などを通じて、高い品質を維持した生産拡大に積極的に取り組んでいます。
実は弊社でも今から20年程前に「能登大納言」を使っていたことがあります。
親しくしている神戸のある豆問屋さんが全国の大納言小豆を食べ比べて、その結果一番おいしかったと推薦して来たのが「能登大納言」でした。
弊社でも泉州、和歌山のお客様に推薦してみたのですが、なかなか使ってもらえませんでした。
理由としては
、① 関西では知名度が低い。どうせ使うなら「丹波大納言」を使う。
② 安定供給、価格の変動に不安が残る。
というのが大多数でした。
結局弊社でも価格の高騰と共に自然消滅しました。
確かに地元の農家と太いパイプのある石川県の和菓子屋さんならともかく、こちらでは期間限定、ユーザー限定的な使い方しかできなかったといえます。
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Posted by 安儀製餡所 at 21:00
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