あんこのことばかり書いていて、少々飽きてきましたので少し別の話題でも。
個人的な感想なので別のカテゴリーとします。
タイトルの
Down South in Osaka というのも70年代初頭という感じで照れくさいのですが (Down South in
Neworleans のパクリです)、まあ
'泉州だより’ でもないと思いますので。
さて大阪府知事選についてすこしばかり私の思うところを書いてみます。
さまざまなご意見、反論もおありでしょうが、あくまでも個人的な見解ですので何卒ご容赦のほどを。
市長選に比べ比較的地味に映った知事選でしたが、松井氏が知事となりました。
この結果を泉州の住民は非常に喜んでいるのではないでしょうか!
それは「大阪都構想」がどうのこうのではなく、「元池田市長」が大阪府知事になることにNo Thank You だったのです。
泉州の住民としては「関西空港」の振興こそがいまや生命線といって過言ではありません。
故郷の山を削り、海を埋め立てわざわざ作った空港ですがいまひとつパッとしません。このままだと関空に飛んでくるのは
閑古鳥だけになってしまいます。
その一番の原因は伊丹空港を存続させたことです。 元々は関空の開港と引き換えに伊丹空港は廃止するという約束で
した。 その存続理由も、あほらしくて語るに足らないものでした。そして、そのうえ「神戸空港」まで建設したのです。
またマスメディアによる関空に対するネガティブ・キャンペーンもありました。関西空港が大阪市内から遠いことなど最初から
わかっていることです。それに伊丹空港がそんなに利便性がよいでしょうか?タクシーを使う芸能人やマスコミ関係者にとっ
て大阪市内からだと利便性がよいでしょうが、我々一般人にとって伊丹空港は決して利便性はよくありません。
考えてみてください。
空港に乗り入れている公共交通機関はバスだけなのです。
以上の出鱈目な航空行政に対し伊丹、神戸の廃港というまともな方針を示したのは元大阪府知事だけでした。
私たちとしては伊丹空港の地元である元池田市長が大阪府知事になったら、いったいどうなる事か不安でした。
一方マスメディアの対応も全くひどいものでした。今回の選挙は「大阪都構想」の
Single Issue でありそれ以外の判断基
準は存在しないというのが、東京の方の論調でした。
東京のコメンテーターやある精神科医は維新の会の政策は弱者切り捨てと批判していましたが、この人たちは私たちのこと
は全く無視したわけです。地域エゴという批判もあるでしょうが今回の選挙はあくまでも地方自治体の首長を選ぶものであ
り、少なくともここでは自分たちにとって何が大切かということを優先した結果と言えるでしょう。
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