The Bandについて続けて書いて来たので、今回で終わりにしたいと思います。

さて、いろいろなご意見もあるでしょうが、やはり彼らの曲作りの中心はギタリストのロビー ロバートソン になると思います。

クレジットを見ればほとんどの歌は彼の作詞作曲か他のメンバーとの共作となっています。

彼が創った歌を3人のヴォーカリスト レヴォン ヘルム、リチャード マニュエル、リック ダンコ が歌う。

ガース ハドソンは(この人だけは正規の音楽教育を受けていたそうです)音楽監督みたいな立場だったと想像出来ます。

ギタリスト ロビー ロバートソン

1970年代中頃、登場してきた フュージョン系のギタリストみたいな派手なソロを弾くわけではなく、自分が作った歌(あるいはディラン)が活きるように余計なことをしないという印象があります。

さて、ギタリストとしてのロビー ロバートソンの特徴といえば何と言っても ピッキング ハーモニックス です。

彼のギターソロの中には必ずと言っていいほど登場します。


ピッキング ハーモニックス

有名な所では イーグルス の ホテル カリフォルニア の2回目のリフレインで ドン フェルダーが オブリガードで弾いている倍音です。

日本では何と言っても 故 石田長生さんが 効果的にカッコよく使っていました。

次の映像は何年か前の 春一番コンサート で 大塚まさじ さんと二人で名曲「天王寺思い出通り」を演奏した時のものです。

観客の声でピッキング ハーモニックスをどこで使ったかよくわかります。それにしても石田さんの演奏もっと聴きたかったものです。




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Posted by 安儀製餡所 at 21:41 音楽コメント(0)
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