コロナウイルス過の影響は様々な産業に影響を及ぼしています。
私たち製餡業者にとっても3月以降非常に深刻な状況に陥っています。
大口ユーザーである和菓子店では緊急事態宣言から進物、手土産などの需要がなくなりました。
観光地の土産物用の売り上げに至っては全然ありません。
比較的堅調であったいわゆる街の和菓子屋さん、パン屋さんにしても緊急事態宣言が出てからは休業するところも増えてきました。
大手のパン屋さんは「巣ごもり需要」とかで比較的潤っている会社もあるとは聞きますが。
このような未曽有の災厄は得てして人の様々な面を浮かび上がらせることがあります。
平田オリザ氏の製造業に対する発言
平田オリザという人がすごい発言をされました。
https://blogos.com/article/455346/
零細といえども私も経営者の端くれですので平田オリザ氏の気持ちも分かります。
まあ、製造業の末端に携わる者としては少し腹も立ったのですが同時に関西人としては故桂米朝さんの言葉を思い出してしまいます。
末路哀れは覚悟の前やで
わたしがむかし、師匠米団治から言われた言葉を最後に記します。
『芸人は、米一粒、釘(くぎ)一本もよう作らんくせに、酒が良(え)えの悪いのと言うて、好きな芸をやって一生を送るもんやさかいに、むさぼってはいかん。
ねうちは世間がきめてくれる。ただ一生懸命に芸をみがく以外に、世間へのお返しの途(みち)はない。また、芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前やで』
もっとも平田オリザ氏のことですから「演劇を落語なんかと一緒にするな❕」と仰るかもしれませんが。(笑)
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Posted by 安儀製餡所 at 19:47
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