6月2日付け産経新聞に 有名な堺の
かん袋 さん の
くるみもち に関する記事が載っていました。
さて、この記事を読んでいて一つ腑に落ちないことがありました。それは次の件です。
「白い餅を鶯色の餡でくるむからくるみ餅。胡桃は入っていない。室町時代、日明貿易でもたらされた”あるもの”が緑色の餡の正体だ。これを磨り潰して餡を作り、一口大の軟らかくて小さな餅にくるんである。」
現在のJAS法に基づく食品に対する表示義務が厳しくなっている状況で
”あるもの” という表示が許されているのか?
ということです。(別に”あるもの”を詮索したいわけではありません!)
たしかに弊社のような吹けば飛ぶような会社でも、多少の企業秘密というものはあり、出来れば公開したくないというのが人情です。
しかしながら、消費者のアレルギーに対する対処として、ある程度の情報公開は止むを得ないと判断しています。
”あるもの” という 言い方は「ハリー・ポッター」 シリーズ の
あの人(誰もが知っているが、おおっぴらに名指すのが憚られる人物) みたいです。
かん袋 さん の くるみもち は手に入れるのが難しく、私も10年位買ったことがないので、推定ですが、きっと原材料の表示がされている筈です。
したがって、この記事がどのような意図で、
”あるもの” という曖昧な表現を使ったのかは、私には分かりませんが、現在の風潮からは、かえって商品に対するマイナスのイメージを持たれる場合もあるのではないかと思います。
グレーテルのかまどのくるみ餅 (2020-06-30 21:10)
青大豆 (2018-12-05 22:58)
近畿自動車道 岸和田サービスエリア(上り) (2017-08-11 15:37)
ずんだあん (2016-08-24 16:28)
大豆の品種(銘柄)、特性 (2014-11-08 17:09)
くるみあん を 使ったかき氷 (2012-07-25 19:00)
Posted by 安儀製餡所 at 18:51
くるみあん
│
コメント(0)